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中国ビジネスのススメ
邱永漢さんのサイト、「ハイハイQさんQさんデス」(http://www.9393.co.jp)で好評連載中。

タイトル:中国ビジネスのススメ
発行周期:毎週、月、水、金
内容:北京の起業家・柳田の現地発信・中国ビジネス事情
サンプル誌:
中国ビジネスのススメ
9月8日(月)
第134回「駐在員起業」増加、3つの理由
今後、中国で「駐在員起業」をする人が増えると思われる理由は、 3つあります。
まず1つ目は、言葉の問題が無い事です。日本企業の駐在員は会社のお金で留学して、中国語を勉強した上で駐在になる事が多いですし、私の様に留学をせずにいきなり駐在したとしても、 3年もあれば、中国語で中国企業と交渉出来るぐらいにはなります。中国で起業するに当たっては、日本語が話せる中国人パートナーやスタッフがいれば、言葉はさほど問題にはなりませんが、話せるに越した事はないかと思います。
2つ目は、駐在中に中国経済の現状、それぞれの業界の中国での現状などが分かる事です。更に、日常業務を進めて行く内に、政府機関や中国企業にも知り合いが増え、ひょっとすると一緒に事業を起こそう、というパートナーが見つかるかもしれません。また、中国での生活状況がどうなのか、家族と一緒に住む事は出来るのか、などの状況も分かります。これらの情報は、駐在員にとっては簡単に手に入るものですので、ずっと日本にいたサラリーマンが会社を辞めて中国で会社を興すケースに比べれば、かなり有利であると思われます。
第3は事業を興すに当たっての資本金です。以前に比べれば、中国、特に北京や上海などの大都市は、格段に暮らし易くなっています。それに従って、日本企業の駐在員への待遇は、どんどん悪くなっているのですが、それでも、日本にいる時に比べれば、会社が負担してくれる費用はまだまだ多いと言えます。会社によってその待遇はまちまちですが、一般的に家賃、光熱費、タクシー代、幼稚園・学校費用は全て会社負担です。会社によっては、通常の給料に加えて駐在手当が出ますので、可処分所得は日本にいる時よりずっと多くなります。更に、中国は物価が安いので、普通の生活をしていれば、お金はどんどん貯まっていきます。駐在員の中には、住宅ローンを早く返済したいので志願して中国に来た、という人までいます。
上記の様に、中国に何年か駐在すれば、言葉は話せる、状況は分かる、お金は貯まる、と起業の条件が整います。こうした事から、今後、私の様に日本人の駐在員がそのまま中国で会社を辞めて、起業するケースが増えていくのではないかと思います。
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中国ビジネスのススメ (マガジンID:0000118646)
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